ファミ通文庫を代表する作品! シエルのおすすめライトノベル Part14~文学少女シリーズ~

ファミ通文庫を代表する作品! シエルのおすすめライトノベル Part14~文学少女シリーズ~

みなさん、どうもこんにちは

シエルです!

今回は、ライトノベルの中でもかなり有名な作品について書いていこうと思います。

それでは、今回紹介するラノベはこちら!

タイトル:文学少女シリーズ
レーベル:ファミ通文庫
巻数:16巻
著者:野村美月先生
illust:竹岡美穂
刊行期間:2006年~2011年
2010年に映画化もしており、ライトノベルとしてはかなりの成功を収めている。

~あらすじ~

高校2年生の今、「普通の男子高生」の主人公・井上心葉。モットーは「君子危うきに近寄らず」という彼は、過去に大きなトラウマを抱えていた。そんな彼がひょんな事から、生粋の文学少女である天野遠子の秘密「文学を食べる」ことを知ってしまう。秘密を知ったことで彼は、遠子が部長を務める文芸部に強制的に入部させられ、毎日毎日三題噺を書かされることとなってしまった。
天真爛漫で無邪気な遠子に振り回され、「これは事件よ!」の台詞に頭を抱えながらも、遠子が首を突っ込んださまざまな事件を解決に導く手助けをしていく。その中で関わりを持った竹田千愛、芥川一詩、櫻井流人、姫倉麻貴、琴吹ななせなどに少しずつ心を開き、やがてトラウマの元となった、ある少女と再会を果たす。
そして彼の物語が読み解かれ過去から解放されたとき、心葉と遠子は今までの信頼を互いに裏切ってしまう。千愛、一詩、流人、麻貴、ななせ、そして心葉……。あたたかく、甘く、優しい文学少女の手によってすべての物語が読み解かれ終えたとき。読み手であった文学少女・天野遠子の物語が綴られる。彼女の物語を読み解いていくにつれ心葉たちの運命もまた、少しずつ動き出すのであった……

“文学少女”天野遠子と後輩で元・覆面小説家井上心葉の文芸部が新入生竹田千愛のラブレター代筆の依頼を受けるが、それは十年前に自殺した生徒宛だった…。

一番最初の物語のあらすじはこんな感じです。

この作品の最大の魅力は、文学の力
マイナスにもプラスにも働く文学の力。魅力にとりつかれ、魅せられ、人はどう動くのか。

“この本を読んで”、人がどう感じたかによってとる行動が変わる。
みなさんも経験はないでしょうか?
自分のこころに残る作品に出会えたら、なにかしら行動に影響がでることはなかったでしょうか?
少なからず自分はあります。
それが文学の力です。
この本に出会わなかったら、今の自分はないだろう。
なんてこともあります。
ですが、これはプラスの方向に文学の力が働いたらです。
もちろんマイナスに働くこともあります。

そんな、”文学の力”がテーマなこの作品です。

本によって起きる怪奇事件を解いていく。
重々しい空気から始まるが、読んだあとの読了感は清々しい、すっきりした気持ちになれる。

一つ一つの文もすごく繊細で綺麗。
著者の野村美月先生は、たぶん文学の天才ではないかと疑うぐらい表現方法がうまい。
伝える方法が文しかないのに、読むとしっかりと伝えたいことが伝わってくる。そんな感じがします。
物語は、スピード良く進んでいくのではなく、ゆっくりと一つ一つ描いていく。

文学少女となぞらえているだけあって、実際の文豪たちの本に影響を受けていると感じる場面があります。

太宰治の「人間失格」をなぞる内容の手紙や、パロディとかも含んでいてうまく作品に落とし込んでいるなと思いました。

ヒロインたちもみんな可愛く、面白い子いっぱいいます。
本が好きすぎて、本を食べるヒロインとか、太宰治が大好きすぎるヒロインとか個性豊かすぎるw

少し自分が好きなセリフを一つ紹介したいと思います。

本を閉じれば、物語は終わってしまうのかしら?
いいえ!それはあまりにも味気ない読み方だわ。
あらゆる物語は、わたしたちの想像の中で無限に続いてゆくし、
登場人物たちも生き続けるのよ。
わたしたちは、その物語を、明るい光に満ちたものにすることもできるし、
哀しく切ないものにすることもできる。

天野遠子

本好きだからこそのセリフですね
本を読み終えて、はい、終わりというのは味気ない。
本を読んで、自分なりにかみ砕いた言葉を心の中で響かせる。
そんな本の読むことの楽しさを教えてくれるセリフだと思います。

心落ち着く場所でゆっくり読むのが一番のおすすめ。

とにかく、読書という行為に少しでも思い入れのある人には手にとってもらいたい一冊です。

ぜひとも読んでみてください!

 

ライトノベルカテゴリの最新記事